秋の御射鹿池は、紅葉した木々が水面に映り込み、色鮮やかな世界が広がります。東山魁夷の「緑響く」を思わせる風景が、秋には赤や黄に染まり、森と水の共鳴が一層深く感じられます。早朝、朝霧がゆっくりと水面を渡り、池全体が幻想的な光景に包まれます。その瞬間、どこか別世界に迷い込んだような錯覚を呼び起こし、目の前に広がる静けさに心が解き放たれます。自然との境界が消え、自分自身がこの風景の一部になったように感じるひとときです。
アクセス 中央自動車道の諏訪ICまたは南諏訪ICから車で40分程度。
駐車場有。
冬季シーズンはスタッドレス及びチェーンは必須です。
撮影日時 2022年10月中旬 午前5時〜7時
気温 13℃
文/坂本憲司
写真/坂本憲司
Related Posts
2025-06-09
青空と海に輝く白い鳥居
香川県三豊市の粟島にある馬城(まき)八幡神社の鳥居は、海に迫り出すように立つ独特の景観が魅力です。真っ青な瀬戸内海と空を背景に、白い鳥居が際立ち、まるで夏の思い
2025-04-04
神話と自然が織りなす斐伊川の荘厳な朝景
斐伊川は、神話と自然が交錯する特別な存在です。スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した伝説が織り込まれ、豊かな自然の美しさと共に、古代から治水を通じて地域と結




